日本における乳幼児を対象とした予防接種の地域差とその関連要因の検討
研究の目的 : 多変量解析とGISを用いて、乳幼児を対象とする日本の予防接種率の地域差の実態を把握し、その要因を検討する。研究の背景 : 公衆衛生上の課題である予防接種率の地域差の特定と改善を目的として、多様な地域スケールからその要因を分析する研究が行われている。しかしながら、日本における既往研究では個人を対象とした研究が多く、接種率の地域差の検討や関連要因を用いた生態学的研究もほとんど行われてこなかった。研究手法 : 日本の1737の市区町村における7種類19回の予防接種を対象として、重回帰分析と市区町村―都道府県間の階層を用いたマルチレベル分析を行った。被説明変数には推計した2013年から...
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Other Authors: | |
Format: | Dissertation |
Language: | Japanese |
Published: |
京都大学
2021
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Subjects: | |
Online Access: | http://hdl.handle.net/2433/262575 |