関東大震災朝鮮人虐殺をめぐる朝鮮人の生と記憶

本論文は、1923年9月に発生した関東大震災における朝鮮人虐殺事件を経験し生き延びた朝鮮人にとって、関東大震災朝鮮人虐殺がどのような出来事だったのかについて実証的に明らかにしようとしたものである。本論文の課題は、第一に、関東大震災朝鮮人虐殺を経験し生き延びた朝鮮人の生と記憶について。第二に、日朝間にまたがる関東大震災に対する日本の治安当局の対応。そして第三に、朝鮮人虐殺事件後、朝鮮社会にどのような影響を及ぼしたのか。以上の三点を明らかにすることである。 === 博士(現代アジア研究) === Doctor of Philosophy in Contemporary Asian Studies...

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Bibliographic Details
Main Authors: 西村 直登, Naoto Nishimura
Format: Others
Language:ja
Published: 2020
Subjects:
Online Access:https://doshisha.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=1598
http://id.nii.ac.jp/1707/00001590/
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