メディアの女性文化 : テレビドラマにおける女性表象とその社会的意義 : NHK朝の連続テレビ小説を例に

本研究は朝の連続テレビ小説(朝ドラ)の女性表象及びその社会的意義を検証したものである。研究範囲となる50年間を5つの時期に分け、テクスト分析を主な研究方法とし、作品の特徴・傾向を分析した結果は以下となる。朝ドラは最初から女の一代記ではなかったこと、全盛期の朝ドラは戦時のジェンダー的構造を、映像を通し、視聴者に再体験させる役割があることと、女性の自立、家庭と仕事の両立が可能な条件は「女性職」、明治大正昭和というテーマに限られていることが指摘できる。本研究は「女性のジャンル」の下位概念から、メディアでの女性文化に関する分析を試みた。 === This thesis explores images...

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Bibliographic Details
Main Authors: 黃 馨儀, Hsin-Yi Huang
Format: Others
Language:ja
Published: 2014
Online Access:https://doshisha.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=1170
http://id.nii.ac.jp/1707/00001162/
https://doshisha.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=1170&item_no=1&attribute_id=21&file_no=1
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