三浦綾子『氷点』におけるキリスト教信仰—原罪とゆるしを中心に—

碩士 === 長榮大學 === 應用日語學系(所) === 105 === 日本は、社会の排他性が比較的高いためか、日本人のキリスト教を信仰する割合が低くなっている。そうした中で、クリスチャンの作家である三浦綾子の著作は、幅広い注目と反響を集めてきた。そして、三浦綾子の作品といえば、まずもっとも広く知られている代表作が『氷点』である。三浦綾子は、キリスト教の信仰や教義に基づいて作品を書いた。そこでクリスチャンである筆者は、本論文において、聖書を土台に『氷点』について考察した。その中で、三浦綾子の生涯や信仰の姿勢、考えについても言及した。 『氷点』は原罪を主なテーマにした作品である。本論文で...

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Bibliographic Details
Main Authors: Ai-Chi Chen, 陳愛琪
Other Authors: Shu Ishii
Format: Others
Published: 2017
Online Access:http://ndltd.ncl.edu.tw/handle/ebaq23