The kaneie notion of Kagerou Diary
碩士 === 輔仁大學 === 日本語文學系 === 99 === 本論のテーマは「『蜻蛉日記』における対兼家意識-呼称と道綱の役割を手掛りに-」であり、指導教授は輔仁大学日本語文学科の準教授中村祥子先生である。研究するテキストは平安朝時代の女流日記文学『蜻蛉日記』であり、作者は藤原道綱母である。日記に書かれているものは夫兼家との婚姻生活から道綱母が感受したものである。 『蜻蛉日記』を読むと、「~人」という不特定な第三者を指す言葉の多用に気付かれる。日記の文脈に沿えば、その「~人」とは、一番の使用例は夫兼家を指していることが分かる。「人」の究明は「われ」の究明ともなり、道綱母の身の上、彼女の...
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Format: | Others |
Published: |
2012
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Online Access: | http://ndltd.ncl.edu.tw/handle/06456850074437285496 |