台湾人日本語学習者における終助詞の習得状況の一考察―「よ」「ね」「よね」を中心に―

碩士 === 長榮大學 === 應用日語學系碩士班 === 98 === 要  旨 日本人が日常、会話をする上で終助詞は不可欠なものである。終助詞を使わないと会話が成り立たないというわけではないが、どこか不自然な会話になってしまうのである。終助詞は話し手の心理状況や発話態度を表し、聞き手はそれを察知しながらコミュニケーションをとっていくのである。 日本人の発話において、特に「よ」「ね」「よね」がほかの終助詞と比べると、使われる回数が多い。それは、現在の話し言葉では、この3つの終助詞は男女を問わず使われ、使用上の性差が明確でないからかと思われる。 日本語学習の上でも、終助詞は早い段...

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Bibliographic Details
Main Authors: Wu Tzu Ying, 吳姿瑩
Other Authors: 蘇雅玲助理教授
Format: Others
Published: 2010
Online Access:http://ndltd.ncl.edu.tw/handle/93y2r7