「と」「ば」「たら」「なら」を学習する上での問題点-台湾人の日本語学習者の立場から-

碩士 === 長榮大學 === 日本研究所碩士班 === 94 ===  日本語において従属節と主節とを接続する「条件句」の主な形式は「と、ば、 たら、なら」である。中国語を母語とする学習者は条件を表わす「と、ば、たら、なら」を学習する際に、二つの問題点に道面する。  一つは、それぞれに複雑な意味・用法があるが、一方で共通して用いられる場合もあるという問題点である。  もう一つは、中国語で条件を表す際に、接続形式なしで文を繋げることができるという問題点である。なお、接続形式がある場合もあるが、両言語の意味や用法が一対一に対応していないのである。例えば、「と、ば、たら、なら」と対応する中国語は「...

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Bibliographic Details
Main Authors: 弥生, 劉芳怡
Other Authors: 謝逸朗
Format: Others
Published: 2006
Online Access:http://ndltd.ncl.edu.tw/handle/08449016439398566712