Displacement Method in the Shear Field Theory of the Reinforced Panels and Experiments on Panels Used in the Buildings at Syowa Station

本研究は,1)不静定棒平板結合構造の剪断場理論に対する,我々が変形法と名付けた解法を理論的に確立すること,および2)国立科学博物館の御好意によって提供をうけた,第一次南極基地建物のパネルについて実験し,剪断場理論と比較して,設計上本解法が使えるかどうか調べるという2つの目的を持っている.本解法は,従来のエネルギー法またはマトリックス法系の剪断場理論とその本質において,まったく等価であるが,変位をすべて未知数にとることによって,従来のものより解法上の方程式作成,即ち,機械的作表がきわめて容易となる.従って,マトリックス法への応用も容易となる.その他弾性方程式の一般的表現,記号法や近似解法など工夫...

Full description

Bibliographic Details
Main Authors: Toshio SATO, Zenkichi HIRAYAMA
Format: Article
Language:English
Published: National Institute of Polar Research 1967-03-01
Series:Antarctic Record
Online Access:https://doi.org/10.15094/00007440