Research of Sea Ice in Polar Oceanography (Reports read at the Symposium on Polar Oceanography)

1.海氷の分布 北氷洋および南氷洋における海氷の分布は従来の沿岸・船舶・航空機による氷状観測によってかなりの情報が集積した 近年は人工衛星による氷状図も得られている 暗黒期を持つこれらの海域での冬季間の資料は不充分で,とくに南氷洋の資料は夏期でも不充分である 平面的な氷縁の季節変化や海氷分布のみでは正確な海氷量は求められず,氷厚の分布を知ることが今後の課題である 南氷洋では氷山の量を求めることも重要である これらの海氷の地理的性質に関する情報が増すことは,両海洋の氷収支,水収支,熱収支の研究に大いに役立つ 今後は国際的・全地球的な規模において,とくに南氷洋に重点を置いた観測の強化が必要である....

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Bibliographic Details
Main Author: Kou KUSUNOKI
Format: Article
Language:English
Published: National Institute of Polar Research 1966-12-01
Series:Antarctic Record
Online Access:https://doi.org/10.15094/00007425

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